ギャンブルを寄せ付けない10のルール
ギャンブルをしない人間と
ギャンブルにハマる人間は
何が違うのか?
1. ギャンブルを辞めることを諦めてはいけない
ギャンブル依存症だとしても、ギャンブルを辞め、本来の人生を取り戻せる可能性は十分にあります。しかし諦めてしまえば、残りの人生は常にお金のない人生、当然老後の蓄えなどもなく、働き続ける人生が待っていることになります。ギャンブルは辞めることができます。ギャンブルに限らず何事をなすにも諦めない精神が重要です。諦めずにギャンブルを辞めることにチャレンジし、自分の本来の人生を取り戻しましょう。
2. ギャンブルに人を誘ったり教えたりしてはいけない
ギャンブルを完全に辞めるまで、何度かスリップする可能性がありますが、その間は友人や職場の同僚を誘ってギャンブルをしてはいけません。誰かにギャンブルを教えることは、その人にも同じ苦しみを味わわせる行為であり、また、他人をギャンブルに誘う行為はギャンブル依存とは無関係に、あなた自身の人間性が問われるものです。完全にギャンブルから回復し、もしその友人が依然としてギャンブルに苦しんでいる状況を思い浮かべれば、人をギャンブルに誘うことがいかに愚かな行為か、十分に理解できるはずです。
3. 借りたものは恩を上乗せして返さなければいけない
家族、友人、職場の同僚などから借りたお金は、単に返すだけでは不十分です。お金を貸してくれるということは、貸した金額や貸付期間に応じて、通常得られるはずの価値を放棄してまであなたに資金を提供しているということです。たとえ金額が小さくても、実際にお金を貸してくれた人は、銀行から現金を下ろし、場合によっては手数料も支払っているかもしれません。そのため、借りたお金を返して「ありがとう」というだけでは、釣り合いません。また、お金を貸す際には、返済されないリスクも負わせているのです。お金を借りること自体は問題ではありません。大切なのは、しっかりと返済し、恩を上乗せして返すことは当たり前なことなのです。
4. ギャンブルで勝とうと思ってはいけない
ギャンブルは本質的に、プレイヤーが負けるように設計されています。つまり、一般のプレイヤーが長期的に勝利する手段は存在しません。しかし、短期的な勝負では一時的に勝つこともあり、そのため「ギャンブルは勝てない」と単純に断じると、実際の一時的な結果を見誤る危険性があります。
実際、ギャンブルで負けたときに「もう辞めよう」と思うのは自然な反応ですが、給料日などのタイミングで再び誘惑に駆られると、「今度は勝てるかもしれない」という期待が芽生えます。これはギャンブルの本質であり、いかなる状況でも「勝とう」とする試み自体が、結局は失敗に終わる原因となります。要するにギャンブルは勝てないと思うことは勝てるかもしれないの裏返しになります。なので、そもそも勝とうと思ってはいけないのです。
5. ストレスを理由にギャンブルしてはいけない
ストレスを理由にギャンブルをしてはいけません。なぜなら、ギャンブルは一時的にストレスを忘れさせることはあっても、根本的な解消や発散にはつながらないからです。さらに、ギャンブルで負けることで金銭的な不安が生じ、それが更なるストレスの原因となります。「ストレス発散」を口実にギャンブルを許容しがちな人は、一度、自分が本当にストレス発散や解消を目的としてギャンブルをしていたのかを振り返ってみてください。実際は、単に「したいから」していた場合がほとんどではないでしょうか。ストレスを言い訳にギャンブルを行っている可能性があることを、しっかりと理解しましょう。
6. パチンコ屋や競馬場のトイレや食堂を利用してはいけない
ギャンブルによって人生を狂わされ、辞めているにもかかわらず、パチンコ店のトイレや食堂を日常的に利用している人がいます。しかし、こうした行動は、自身に再びギャンブルする言い訳を与え、スリップの機会を増やす要因となります。不運にも目の前で天井前の台が空いてしまったらと考えてください。これ以上ないギャンブルの口実を得てしまいます。このように、強い意志を持っていたとしてもあなたの意志を揺るがす可能性は十分考えられます。パチンコ屋や競馬場のトイレ、食堂には近づかないのが一番です。
7. ギャンブルを完全にやめることができたと思ってはいけない
ある程度の期間ギャンブルをやめたとしても、完全に辞めたと安心してはいけません。実際、回復している場合もあるかもしれませんが、ギャンブル依存症は脳の機能を変化させるため、完全な回復には相当な期間と労力が必要です。そもそも、ギャンブル依存症は自ら望んでなるものではありません。不可抗力の結果、依存症になってしまう可能性を考えれば、たとえ回復していたとしても再びギャンブルに手を染めるリスクは常に存在します。したがって、常に危機感を持ち続けることで、残りの人生をギャンブルから守ることができるのです。
8. オンラインカジノはそもそも違法なのでしてはいけない
オンラインカジノとパチンコ、競馬などのギャンブルは、合法か違法かで明確に区分されます。オンラインカジノは、警察もその違法性を指摘しており、グレーゾーンなど存在しません。したがって、オンラインカジノは単なるギャンブルではなく、犯罪行為であるため、関わってはいけないのです。もしもオンラインカジノをやめられない状況にあるなら、一度、その危険性について自分で調べてみることをお勧めします。正しい情報を得れば、オンラインカジノの違法性に容易に気付くはずです。しかし、もしあなたが探す情報が「オンラインカジノは違法ではない」といった偏った内容ばかりであれば、確証バイアスの影響を受けている可能性があります。逮捕される危険があります。家族を悲しませる前に辞めるべきです。また、特にその違法性について全く知らない方は、直ちにオンラインカジノから距離を置き、大切な人生を守る決断をしましょう。
※確証バイアス
確証バイアスとは、自分の信念や予想に合致する情報だけを重視し、反対する情報や証拠を無視または軽視する心理現象です。例えば、自分が信じている考えに沿った情報ばかり探したり、受け入れたりするため、客観的な判断ができなくなりがちです。これにより、誤った認識や判断を強化し、偏った意見に固執してしまうリスクがあります。
9. 一人で辞めようと思ってはいけない
ギャンブルを一人で辞めようとするのは避けるべきです。ギャンブル依存症は病気であり、病気であれば周囲に打ち明け、助けを求めるのが当然のことです。しかし、心理的なハードルから相談できずにいる人も多いのが現状です。とはいえ、依存症を周囲に話せないのは、依存への自覚が十分でないことの表れかもしれません。ぜひ、真剣に周囲に相談してください。あなたが助けを求めれば、家族や友人、専門家などが必ず支えてくれるはずです。お金が尽きた後で金銭面だけの援助を求めると、依存症の本質的な問題に向き合う前に、すでに遅すぎるケースもあります。その場合、金銭的な問題が優先され、本来の依存症の相談がおろそかになってしまいます。もしあなたが本気でギャンブル依存と向き合うのであれば、ひとりで戦おうとせず、周囲を巻き込んで依存症の克服に取り組むべきです。
10. ギャンブラーと親しくしてはいけない
依存から抜け出す過程では、かつての生活環境や価値観に基づく人間関係が大きな誘惑となります。ギャンブルに対する考え方や行動が根付いている人々と親しくしていると、無意識のうちに過去の習慣に戻ってしまうリスクがあります。したがって、健全な生活を維持するためには、新たな価値観を持つ仲間や環境を選び、適度な距離を保つことが重要です。
ただし、そのギャンブラーがあなたにとって大切な人である場合、ギャンブルの苦しみから抜け出してあげてください。ギャンブルをする以上、その大切な人も遅かれ早かれギャンブルで身を滅ぼす可能性があります。そして、その大切な人も助けてあげようとするマインドは、あなた自身がギャンブルをやめる決意をさらに強固なものにしてくれます。