依存症を知る・理解する ギャンブル依存症のことを理解する ギャンブル依存症とは ギャンブル依存症とは ギャンブル依存症のメカニズム ギャンブルの定義 オンラインカジノの違法性 ギャンブル依存症になるとどうなるか ギャンブル依存症の特徴 金銭的なリスク 精神的なリスク 人間関係のリスク 犯罪に巻き込まれるリスク 家族への影響 ギャンブル依存症とは 1.ギャンブル依存症とはギャンブル依存症とは、「ギャンブルをやめたいと思っても、やめられない状態」のことを指します。 これは単なる「ギャンブル好き」ではなく、脳の神経伝達物質の異常によって、衝動を抑えられなくなる精神疾患です。アメリカ精神医学会(APA)の「DSM-5(精神疾患の診断と統計マニュアル)」では、9つの診断基準のうち4つ以上に該当すると、ギャンブル依存症と診断されるとされています。→ギャンブル依存症診断へ 2.ギャンブル依存症のメカニズムギャンブルで勝つと嬉しい気分になり、その感覚をまた味わいたくなります。また、再びその感覚を求め続けてしまい、たとえ負けても「今度は」と思い再びギャンブルをしてしまい依存を深めてしまいます。さらに、ストレスや悩みを一時的に忘れるためにもギャンブルに頼ってしまい、習慣になってしまうと自分の意思だけでは止めにくくなるのです。 3.ギャンブルの定義ギャンブルとは、「偶然の要素に基づいて金銭や物を賭け、勝敗によって利益や損失が発生する行為」を指します。日本の法律では、公営ギャンブル(競馬・競艇・競輪・オートレース)は合法ですが、それ以外の賭博(賭け麻雀・オンラインカジノなど)は原則違法とされています。→オンラインカジノを利用した賭博は犯罪です!<警察庁HP>ギャンブルの種類 パチンコ・スロット 競馬 競輪 競艇 オートレース FX バイナリーオプション オリパ 【違法】オンラインカジノ 【違法】スポーツベット など 4.オンラインカジノの違法性「海外のオンラインカジノだから合法」と誤解している人が多いですが、日本国内でオンラインカジノをプレイすることは違法です。刑法第185条では「賭博をした者は、50万円以下の罰金または科料に処する」と明記されており、実際に2024年のオンラインカジノ関連の摘発者数は279人となっています。 ギャンブル依存症になるとどうなるか 1.ギャンブル依存症の特徴ギャンブル依存症は、ギャンブルに対する強い衝動や執着があり、制御が困難な状態が特徴です。具体的には、一時的な快感や興奮を求めるあまり、損失を取り戻そうとする「追加入金」や、問題を認識しながらもギャンブル行動をやめられず、経済的な困難や人間関係、仕事などに悪影響を及ぼすことが多いです。また、ギャンブルにかけた時間やお金の実態を隠そうとする傾向も見受けられ、生活全般において深刻な支障をきたすケースが一般的です。 ギャンブルをするために家族や友人に嘘をつく ギャンブルをやめようと思っても辞められない ギャンブルの負けをギャンブルで取り返そうとする 借金をしてでもギャンブルを続ける ギャンブルのことばかり考える 2.金銭的なリスクギャンブル依存症になると、慢性的な資金不足に陥ります。家賃や電気代などの必要な生活費もギャンブルに充てられるようになります。また、借金をしてギャンブルをするようになり返済に追われるようになります。最終的には返済に首が回らなくなり自己破産などの債務整理を行うケースもあります。 3.精神的なリスク返済に追われる状況は、心に大きなストレスを長期間与えます。また、ギャンブルを断ち切ろうと試みても再びその誘惑に負け、さらなる損失を重ねることで、深刻なストレスと絶望感に陥ります。さらに、断ち切ろうとする際に禁断症状が現れる場合もあり、こうした精神的苦痛が積み重なることで、うつ病などの精神疾患を発症し、最終的には希死念慮にまで至るケースもあります。 4.人間関係を損なうリスクギャンブル依存症になると、ギャンブルをするために嘘をついて友人・家族からお金を借りようとします。慢性的な資金不足であるため友人への返済は滞り関係を損ないます。家庭内においても信頼関係は破綻し夫婦関係であれば最終的に離婚や別居、子供とも離れ離れになる可能性があります。親兄弟からも見放され次第に疎遠となり孤独になります。また、ギャンブルをする人間はギャンブルする人間とつるむ傾向にあり、ギャンブルからますます抜け出せなくなります。 5.犯罪に巻き込まれるリスク返済に追われ本格的に追い込まれると正常な判断を行えなくなる状態になり犯罪に巻き込またり、犯罪に手を初めてしまう可能性が高まります。例を挙げると、SNS等から闇バイトに応募して犯罪に手を染めてしまったり、魔がさして会社のお金を横領してしまうなどです。つまりは、ギャンブル依存症で正常な判断力がない状態にあれば、だれでも罪を犯してしまう可能性があります。 6.家族への影響ギャンブラーは家族で使う生活費もギャンブルに費やしてしまうため、家族は経済的な不便を強いられます。また、お金がないため夫婦間の関係は悪化し心身に悪影響を与えて、うつ病などの精神疾患を患わせてしまうリスクがあります。また、犯罪に手を染めてしまった場合、その家族も世間から非難される場合があります。子供への影響親がギャンブルをしているのが当たり前な環境で育った子供もギャンブルへのハードルが低くなり将来ギャンブル依存症になる可能性が高まります。仮にギャンブル当事者がギャンブルから回復したとしても、自分の子供がギャンブル依存症となり、あなたを精神的な面と経済的な面から苦しめます。